皮膚科は皮膚感染症、アレルギー性疾患から、皮膚悪性腫瘍まで皮膚科全般の診察を行っております。皮膚科感染症(ウィルス・細菌・真菌)、アレルギー性疾患の患者さんが 多いのが特徴です。下でその特徴を簡単に説明いたします。
皮膚科のアレルギー性疾患の代表選手です。アトピーでは無いのですかと心配して来院さあれる 患者さんも多くあります。
日常診療では、説明しにくいアトピー性皮膚炎と診断する為、一応の基準を紹介します。
上記1,2,3の項目を満たすものを、症状の軽重を問わずアトピー性皮膚炎と診断します。 その他は急性あるいは慢性の湿疹とし、経過を参考にして診断します。
ヒトイボウイルス(HPV)というウイルスにようる感染でおこります。指や顔などにいかにもイボ状に隆起しますが、足底に出来ると鶏眼(魚の目)のように見える ので鑑別が必要です。小児で魚の目が出来たらまず、それを疑いましょう。
治療は、液体窒素を使った凍結療法をします。痛みを伴うのが難点です。
水痘ー帯状疱疹ウイルスによって起こる病気で左右どちらかの神経の分布する領域にそった ”痛み”と”水疱”ができてきます。
痛みがある、かぶれのような症状が左右片方にだけ出てきたら、この可能性があります。早めに受診し、抗ウイルス剤、鎮痛剤などによる治療をお勧めします。
足白癬は白癬菌というカビによって起こる病気で次の三つの型があります。
爪に入ってしまうと、爪が白く濁り、治りにくくなってしまいますので、早目の受診をお勧めします。
また、受診の前には、市販の”水虫”の薬を塗らない事をお願いします。(できれは、一週間以上は塗らない状態で来院して下さい。)水虫薬を塗ってしまうと、カビを顕微鏡で確認できないからです。